招待状に必要な毛筆書き
人それぞれ性格が違うように筆耕は書き手(筆耕士)によって文字が違います。
相手にとって良いもの。納得できて喜んでもらえるものを
常にお客様に合わせた文字を書きたいと思っています。
読めればなんでもいいんでない?
kintyou
そんなことはなくて、
例えていうならば、その方の体調に合わせた食事を提供してみるような感じです。
その方に合わせたもの、喜んでもらえるもの。
なんで?
kintyou
この仕事をする前には花の仕事をしていた職業柄です。
必ず、用途、好きな色合い、雰囲気(お客様の)に合わせてご提案していました。お客様の雰囲気は経験値が必要です。
話が書れてしまいそうなので本題へ
私の筆耕仕事はリアルにお会いすることはできません。
用途に合わせた文字の紹介を記事にしてみます。
心意気でしょ。
kintyou
では、スタート!
結婚式招待状はきちんとした楷書
見やすくて正しい文字。
招待状筆耕にはほとんど、標準的で文字を崩さない楷書です。
何かの招待状のご案内は届いたことありますか?
昔から慶び事は太く濃く書くことが縁起が良いといわれています。
綺麗に書かれたあなたの名前。
確かにに。お呼ばれした招待状、席札は「自分の名前が!!」ってとっておいてあるなぁ
kintyou
特ご年配の方、会社の上司は見慣れていると思うのできちんとした楷書で書くことをオススメしています。
続け字でスラスラ〜にする?
kintyou
それはやめた方が無難です。
続け字?
読めない行書、草書は綺麗そうに見えてしまうマジックにかかりそうですが、実は書を嗜んでいたりすると見抜かれてしまうからです。
だったら、きっちり丁寧に楷書で書くのがベストです。
祝辞、弔辞は流れるように
例えば祝辞、弔辞は声に出して読み上げるので読み手のリズムに合わせて改行して書きます。
読みやすくしなやかに。
用途に合わせて筆耕しています
わたしが目指す字はひとことで
品格のある文字。
一生の記念になる卒業証書、結婚式の招待状、選挙での為書き、祝辞、弔辞などには手書きの存在感は欠かせません。
この品格というものにたくさんの想いがあるのです。
丁寧で素直で美しい。
これは字だけでなく生きる上での指針です。
品格ある文字に出会えますように。
今日もありがとうございます。