筆耕士の道具
筆耕士をしてます。梅秀(めいしゅう)です。
普段は封筒の宛名書きや熨斗袋、賞状を書いております。
書道は趣味なのですが掛け軸を気に入って頂いて購入頂いています。
筆文字は正解がない、「これで良い」がないも魅力です。
果てしない文字書きを追究しています。
今回はわたしが筆耕士ているときに愛用している道具の紹介をしていきます。
筆耕士に必要な道具
書道では必要としないライトテーブル。
賞状を書く場合はレイアウトが重要でもあるのでこれは手放せません。
3代目、3台目を新調しました。明るさも調整できるし、なんといっても薄い!お仕事捗る!
梅ちゃん
筆耕の筆
わたしが使用しているのは西野天祥堂さんの写楽です。
かなり使い込んでおりますが、用途によって使い分けています。
筆耕に使っている墨
- 開明 玄龍
筆と同じように用途によって使い分けています。
こちらは賞状を書くときに使用していて濃墨です。時間が経つと筆の走りが重たい感じになります。
水を少し垂らして使用していますが、硯を開けたままや墨壺が古い場合は分離します。
- 開明 墨汁
宛名書き、のし、祝辞や弔辞に使用しています。
こちらも濃墨と変わりなく使えますが、濃い場合にしたい場合は硯に開けてから一日置いてから使用しています。
- 開明 木簡墨
木札に書くときに使います。滲みは気にならなかったですがチョークで塗ってから書きました。
筆耕士の机の上
わたしは仕事をするときは好きなもの、気に入っているものに囲まれて作業します。
好きなものは使っていくうちに愛着も湧いてきます。
このわたしも愛着が湧いているのだね。
その29さん
ぞうきんの元は手ぬぐいです。ずっと気に入っていて穴が開き、シミもでき、捨てれなくてぞうきんにしてしまいました。
インスタでもコメントいただいたのですが目玉焼きは?
ゴム製の郵便ハガキで勿体無いと思いながら大事にしすぎたら、画像では見えないですが黄身の部分がひび割れています。送るにも嫌だなぁと思い墨壺の滑り止めに。
使い方が間違っていますがふと見たときに好きなものがあるとホッとするのはわたしだけかもしれません。
ずっと何十年も使っているもの、割れても直して使うのも「これはーあの時のキズ。」と道具も
いいえ、仲間たちは癒しのひとつです。
いい仕事ができますように。
今日もありがとうございます。