筆耕士が思うこと
世の中のスピードが早いせいなのか?
最近はPCとプリンターも普及し手書きで文字を書くことがとても少なくなりました。
それだけではありません。
日本は戦後、物質的なものが豊かになり、
それは焼け野原だった日本が人々が一生懸命に復興をしてきた故に発展してきたと思っています。
ただ何かそれと反比例するかのように世の中が心の栄養失調になりつつありそうに感じるのは私だけなのか?
そして祖母からこんなことを聞いたことあります。
GHQの政策により変えられ日本人を日本の伝統から切り離すという意味もあったのだろう、と。
便利さ・・・??
今回は失われそうでなくならない筆文字について記事にしていきます。
手書きでなければという場面がある
最近はデジタルなどの普及で宛名書き、賞状でも簡単に作成できるようになりました。
筆耕の仕事は減りました・・・いや、
そんなことはなく
一生の記念になる卒業証書、結婚式の招待状、選挙での為書き、祝辞、弔辞などには手書きの存在感は欠かせません。

特に式典などに使う胸章は印刷が難しく社会的地位のある人の場合はそうもいかないことあります。

筆耕士の需要はないのか?
筆耕会社というものが世の中に出てくるまでは当たり前に書けていました。
やはり戦後、日本のホテルでウエディングが多くなり招待状を書くようになったと筆耕会社の社長から伺ったこともあります。
手書きが活きる場面は少なそうで多いとわたしは感じています。
偏りがありすぎると思うのです。
書いて欲しい人との出会える手段が少ない。ということなのです。
「筆耕業者がどこにあるかわからない」ということもあると思いますが最近はわたしのように個人で仕事をしているところもあります。
そして、そこで好きな字に出会うことです。
「様」を参考に。
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式場での筆耕依頼は高い
式場では筆耕室という部署があり熟練の筆耕士がいます。

わたしの経験での話で一概には言えませんが、
式場から請求される筆耕料金は筆耕業者への委託費用も含まれます。
なので直接 筆耕業者に依頼した方が安く抑えられます。
正しく、美しく、読みやすく書く
字がわからなければスマホやタブレットですぐ調べられる、本が欲しいと思えばネットですぐ買える。便利になりました。
例えていうなら辞書で調べる過程で苦労して調べたことはわりと覚えていたりする経験はわたしにもありました。
ページをめくる紙の香りや音、また本を買いに行く途中で移りゆく自然を感じることもできたり、たくさんの発見が人の心のビタミンになっていたのではないかと。
最近はそんな便利さ、安かろう良かろう商品も見直されつつあるのを感じます。
食に関しても安かろう良かろうもなくなってきている傾向ですよね。
この野菜はどこでどんな人が作ってきたのか?など
わたしも実感しています。
整った手書きの文字が重宝される時代はすぐそこまできていると思います。

筆耕社会だけでなく、伝統を受け継ぐ職人たちは同じ想いを抱いていると思います。
少し高くても良いものが欲しい、必要。
そのような文化がいつまでも続きますように。
今日もありがとうございます。