Japanese calligraphy

【賞状のレイアウト】まず初めにすること

    
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【賞状のレイアウト】まず初めにすること



賞状は受注してすぐに書けるものではありません。

受注した原稿はレイアウトに沿って文章などきちんと整理されていますか?

これさえ作成すれば次にも利用できる、少しは手間が省けられるような

今回は賞状のレイアウトする前に表現上のルール、割り付けの目安、主文の割り付けなど

シンプルにまとめてみました。

色々なやり方もあるのですが、あくまでも私が目安にしている内容です。

賞状を書く上での基本的な言葉とルール

表題

賞状の主題。

「賞状」「表彰状」「感謝状」

  • 賞状を書く上で一番大きな文字で書きます。

受者

氏名や会社名です。

  • 特に指定がなければ、表題よりも小さく書きます。

主文

あなたは〜、貴殿は〜、貴社は〜などの文章から始まる文章です。

  • 句読点は入れない。
  • 改行の時も頭を同じ高さに揃える。
  • 縦書きで文字数が多い場合は横に張らせるように書く。

贈与年月日

式典の日付や発行日になります。

  • 全体の中で一番小さく書く。
  • 漢数字で書く。(令和四年十二月十一日)

贈者

主に肩書・氏名、会社や団体名です。

  • 受者よりも小さめに書きます。
  • 肩書を頭に氏名 一行にする。

賞状を整理する割り付け

割り付けとは、それぞれの位置や文字の大きさ、文字数を決める

ご依頼者からの原稿が送られてきます。

画像は縦書きですが、横の場合もあります。

受注した原稿は

何文字だった?

  1. 主文の行数は?
  2. 主文の一行は何文字くらい?
  3. 全行数は?
  4. 文章がおかしいところや不備などがないか?

これらをひとつづつ決めていきます。

実際の割り付けは直接原稿に書き込みます。

その時に注意することは

  • 句読点は入れない
  • カタカナやひらがな、固有名詞、単語(熟語)は切らない。例えば「多年」「多」を行末にして「年」を改行するようなことをしない
  • できるだけ区切りの良い語句に分ける
  • 助詞はできるだけ行頭にしない「は」「へ」「を」など
  • 「よって」「ここに」などは改行する
  • 贈呈日の確認

整理したのをまとめてみましょう。

赤枠のところを整理ました。

主文の割り付け

整理した原稿

一行目・・・貴殿は三十五年の永きにわたり(14文字)

二行目・・・一意専心職務に精励され当社の(14文字)

三行目・・・発展に大きな貢献をされました(14文字)

四行目・・・ここにその努力をたたえ記念品を(15文字)

五行目・・・贈り表彰します( 7文字)

主文合計数 64文字

そのほかに贈呈日がなかったので付け加えました。

目安として参考にしてみてください。

本文の文字数本文の行数一行の文字数
65〜100文字5〜6行13〜17文字
100〜120文字7〜8行16〜19文字
120〜140文字9〜10行18〜22文字

一文字の大きさによって一行の文字数が変わります。

賞状のレイアウト線を引く

ここからが線引きです。

このようなレイアウト線を引いていきます。

これさえきちんとやっておけば次にも使えます。

早速ひとつづつやってみましょう!

レイアウトする前に真っ新な賞状をコピーしてくださいね!

① 中心線を引く

  • 本文を書くときに文章の中心線が文字の中心とは限らないので薄く書く。
  • 中心線の高さ(長さ)を決める。
  • 行の長さは本文の内容に合わせ180〜185㎜
  • 天地の高さは決めていませんが、上の余白は下の余白よりも少し広めにする。

行の長さを決める時に上下の余白の目安がわからないよ。

確かにそうですね。私も最初は全く分かりませんでした。

目安として上の余白75㎜、下の余白は51㎜にしますが、本文内容で行の高さ(長さ)も変わるため

「大体このくらい」の位置にしています。180〜185㎜の長さは今でも変わっていません。

このくらいって・・・

② 中心線から贈者の中心線を引く

  • 中心線から贈者の文字の中心になるところ140㎜

③ 中心線から表題の中心線を引く

  • 中心線から賞状、表彰状、感謝状などの表題文字の中心になるところ135㎜、左との差(中心線から贈者)大体、5mmくらいの差を出しています。

④ 贈者名の位置と文字枠線を引く

  • 贈者には印鑑が押されます。その大きさも分かれば寸法を合わせられますが、わからない場合は最低でも下から20㎜あると良いかもしれません。

名前に重ねて押す場合もあるもんね。

⑤ 表題の位置と文字枠線を引く

  • 上から30㎜空けて「表彰状」「賞状」などの枠線引く。
  • 受者名が長い場合、例えば社名など長い名前の時は少し下げて(35㎜)書く場合もある。

初めにレイアウトする賞状まとめ

きっちりとした最初のレイアウトが完成したら原本にして、本文に取り掛かる前にコピーして使っています。

  1. 中心線から贈者の中心線を引く
  2. 中心線から表題の中心線を引く
  3. 贈者・表題からの中心線の差は5mm
  4. 贈者名の位置と文字枠線を引く
  5. 表題の位置と文字枠線を引く
  6. きちんとしたレイアウトが完成したら原本にしておく

まだまだレイアウトをする過程はありますが、真っ直ぐ線が引けない、線を引く太さが微妙に変わり少しづづずれてしまう、、、というようなことが私にはありました。

ここまでお疲れ様でした!

次回は本文の行間にについてお伝えしていきます。

今日もありがとうございました。


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