【賞状のレイアウト】本文の行間を決めるやり方
賞状を書くう上で欠かせないレイアウトは侮れません。
レイアウトさえしっかりと行っていれば80%は完成された賞状なのかもしれません。
賞状のレイアウトで困っていませんでしたか?
急な依頼のために時間を短縮したい。
老眼なので、定規のメモリが細かくて見てられない。
本文の計算が面倒。計算苦手…
私も出来なくて、
もちろんすぐには出来なくて、焦れば焦るほど文字も乱れ、時にはスピードを求められたりもしていました。
どうしたら早く綺麗に仕上げられるか?をひとつづつ見つけて改善していきました。
そこで
少しでもより良く賞状が書けるような段取りや準備を紹介していきますね。
前回のおさらいはこちらから!
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色々なやり方もあるのですが、あくまでも私が目安にしている内容です。
賞状の原稿を確認する
ご依頼者の方から原稿が送られてきます。
本文を修正していきます。(赤枠)
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* 賞状を書く上での基本的な言葉とルールについてもっと詳しく見てみる
本文は83文字。
目安として参考にしてみてください。
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本文の文字数 | 本文の行数 | 一行の文字数 |
65〜100文字 | 5〜6行 | 13〜17文字 |
100〜120文字 | 7〜8行 | 16〜19文字 |
120〜140文字 | 9〜10行 | 18〜22文字 |
一文字の大きさによって一行の文字数も変わります。
ひとつの考えとして自分が何行で書きたいか?で割ってもいいよね。そうすれは1行あたりの文字数も大体わかるかも。
様々な表彰状などの行間線を作成しておく
様々な種類の行間を揃えておきます。
行間とは?
本文の文字の中心から次の行の文字の中心。
本文の文字の中心ということですね。
A3の方眼紙を半分にして
1.8〜3.0cmの行間を常に用意しておきます。
忙しい時や急な対応もできるように時間がある時に作成しておくと作業もしやすいと思います。
今回使うのは行間2.0cm
賞状本文の行間を決める流れ
行間線は賞状の中心から取っていきます。鳳凰(賞状の枠)があるときは鳳凰の中心から取ります。
① 本文1行目をどの位置から書き始めるかを決める
この時に氏名を書く位置や贈者と本文最後の行、贈呈日の位置を行間線の用紙を左右ずらしながらバランスを見みます。
② それぞれのスペースを考えながら、行間の広狭で行間サイズを決めていく
【スペースを見る】氏名を書く位置・贈者と本文最後の行・贈呈日の位置
④ A3の用紙に書いてある線と 行間サイズの線の 上下線を合わせる
A3用紙(上)
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行間サイズの用紙(下)
⑤ ズレないように テープで止める
【まとめ】本文の行間でやっていること
- 本文は何行で1行は何文字で書くか?を原稿を見て確認する。
- 様々な種類の行間を揃えておく。
- 行間線は賞状の中心から取っていき、本文1行目をどの位置から書き始めるかを決める。
- それぞれのスペースを考えながら、行間の広狭で行間サイズを決めていく。
- A3の用紙に書いてある線と 行間サイズの線の 上下線を合わせ、ズレないように テープで止める。
- 行間を決める流れを動画でもまとめてあります。
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いかがでしたか?
私は線を引くのでさえ真っ直ぐに引けませんでした。墨を載せてから気づくこともよくあって、レイアウトの線を消しては書きの繰り返しで消しゴムの消費量が多かったです。
賞状は1mm、0.5mmのズレが最終的に、賞状のレイアウトが偏る原因にもなります。せっかく綺麗な文字で書いてもレイアウトがズレてしまってはもったいないことです。
参考になればいいなぁと思います。
お疲れ様でした!いつもありがとうございます。